謎が多い11656F南栗橋回送

2/15に森林公園区所属の11656Fが南栗橋へ回送されました。
転属や入場などいろいろな説がありますが、現在は8111Fの隣に留置されているようです。
11656FはATC改造済みとなっており、本線転属となっては改造の意味が無くなってしまいます。また10両編成での運転が基本のため下り方の運転台は省令工事すらやっていなかったはずです。また転属だとすると基本的に幕を外してから回送となるので、転属にしてはちと不自然です。かといって前回検査は2009年2月。まだ3年です。他の編成はだいたい3年半で入場していますので入場だとしても若干早めです。そもそも川工があるのに、なぜ栗車管に?となりますが、これに関しては川工が大忙しだからでしょう。今まではステンレス車を川工で、8000系を栗車管でと振り分けていましたが、8000系が激減。その結果川工の検査が追い付かない状況となっています。なんせ10両の検査にだいたい1ヶ月掛かるのに8000系を除いた森林公園所属の車両は610両。川工の検査能力を10両×48ヶ月とすると130両検査出来ないことになります。実際に現在入場中の11005Fも検査期限ギリギリでの入場。そして来月検査切れなのは51093F・51094F・11452F。10両1ヶ月掛かるのにまさかの24両検査が切れる状況。50090に関しては営業運転入るまで時間あったので休車処置などで伸びている可能性もありますが、ここで注目したいのが11452F。11656Fの相方なんですよね。ここ最近の森林公園車は10両同時に検査を通す風潮があるので、11452Fの検査切れに合わせて11656Fを回送した可能性があります。回送されてすぐに入場せず留置されているというのも11452Fを待っていると考えればおかしくありません。
この件に関しては今まで無かったパターンなのでもう少し様子を見てみたいと思います。今のところ入場の線が有力と考えていますが、森林公園イベントで館長が30000系転属の件にも触れていますので、検査切れ編成を本線へ持ってきて代わりに30000系を森林公園へ持っていくというのも考えられます。いずれにしろ現段階では謎が多いです。

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