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3000・3050・3070系

3000系は1964年から1975年に旧型車の更新修繕で登場しました。
18m級、吊り掛け駆動の通勤車で、前面・内装は8000系、側面は2000系のようなものとなりました。
形式はベースとなった車両により3タイプに分かれています。多くの旧型車を更新したため台車はバリエーションに富んでいました。
1964年から3200系を更新修繕したのが3000系です。4両固定30編成と2両固定7編成の134両が製造されました。
当初は伊勢崎・日光線や東上線でも活躍しましたが、1971年に野田線に集中配置されました。野田線時代には4両固定に別の4両固定の中間車を入れて6両固定にした編成が登場しました。中間が抜かれ2両固定になったものは改番されずにモハ3100+クハ3400となりました。しかし非冷房・18m級車のため、8000系によって置き換えられ1987年から廃車が始まり、1992年11月30日に営業運転を終了しました。一部が上毛電気鉄道に譲渡されて300系となりましたが、すでに廃車となっています。
製造初年 1964年(更新)
定員(名) Tc.Mc=140、他=150
自重(t) 3100=37、3200=27、3300=36、3400=28、3500=37、3600=28
最大寸法(mm) 長:18000 巾:2850 高:4200
台車 M台車:TRS-28Mなど T台車:TR-11など
主電動機 DK-91B(97kW)
主制御装置 電動カム軸制御器
ブレーキ装置 自動空気ブレーキ
←浅草・池袋・柏
Mc
3100
T
3200
M
3300
T
3200
M
3300
Tc
3400
R M・P R M・P R M・P
Mc
3100
T
3200
M
3300
Tc
3400
R M・P R M・P
Mc
3100
Tc
3400
R M・P
Mc
3500
Tc
3600
R M・P
編成 組成 備考
3101F 3101+3201+3301+3401  
3102F 3102+3203+3303+3202+3302+3402  
3103F 3103+3403  
3104F 3104+3204+3304+3404  
3105F 3105+3206+3306+3205+3305+3405  
3106F 3106+3406  
3107F 3107+3207+3307+3407  
3108F 3108+3208+3308+3408  
3109F 3109+3209+3309+3409  
3110F 3110+3210+3310+3410  
3111F 3111+3212+3312+3211+3311+3411  
3112F 3112+3412  
3113F 3113+3214+3314+3213+3313+3413  
3114F 3114+3414  
3115F 3115+3215+3315+3415  
3116F 3116+3217+3317+3216+3316+3416  
3117F 3117+3417  
3118F 3118+3218+3318+3418  
3119F 3119+3219+3319+3419  
3120F 3120+3220+3320+3420  
3121F 3121+3221+3321+3421  
3122F 3122+3222+3322+3422  
3123F 3123+3224+3324+3223+3323+3423  
3124F 3124+3424  
3125F 3125+3226+3326+3225+3325+3425  
3126F 3126+3426  
3127F 3127+3227+3327+3427  
3128F 3128+3229+3329+3228+3328+3428  
3129F 3129+3429  
3130F 3130+3230+3330+3430  
編成 組成 備考
3501F 3501+3601  
3502F 3502+3602  
3503F 3503+3603  
3504F 3504+3604  
3505F 3505+3605  
3506F 3506+3606  
3507F 3507+3607  
1971年から5400系を更新修繕したのが3050系です。4両固定10編成と2両固定14編成の68両が製造されました。
主に野田線・伊勢崎線館林以北・佐野線・小泉線・桐生線で使用されました。野田線では1992年までに営業運転終了、群馬地区でも1996年4月29日の小泉線でのさよなら運転を最後に営業運転を終了しました。
一部が上毛電気鉄道に譲渡され350系になりましたが、2000年(平成12年)までに廃車されました。
製造初年 1971年(更新)
定員(名) Tc.Mc=140、他=150
自重(t) 3150=37、3250=27、3350=36、3450=28、3550=37、3650=28
最大寸法(mm) 長:18000 巾:2850 高:4200
台車 M台車:TRS-28Mなど T台車:TR-11など
主電動機 HS-266A(110kW)
主制御装置 電動カム軸制御器
ブレーキ装置 自動空気ブレーキ
←浅草・池袋・柏
Mc
3150
T
3250
M
3350
Tc
3450
R M・P R M・P
Mc
3550
Tc
3650
R M・P
編成 組成 備考
3151F 3151+3251+3351+3451  
3152F 3152+3252+3352+3452  
3153F 3153+3253+3353+3453  
3154F 3154+3254+3354+3454  
3155F 3155+3255+3355+3455  
3156F 3156+3256+3356+3456  
3157F 3157+3257+3357+3457  
3158F 3158+3258+3358+3458  
3159F 3159+3259+3359+3459  
3160F 3160+3260+3360+3460  
編成 組成 備考
3551F 3551+3651  
3552F 3552+3652  
3553F 3553+3653  
3554F 3554+3654  
3555F 3555+3655  
3556F 3556+3656  
3557F 3557+3657  
3558F 3558+3658  
3559F 3559+3659  
3560F 3560+3660  
3561F 3561+3661  
3562F 3562+3662  
3563F 3563+3663  
3564F 3564+3664  
1975年から東武初の特急車である5310系や快速用の5320系、汽車会社製カルダン駆動を試用した事もある5800系を更新修繕したのが3070系です。4両固定6編成と2両編成5編成の34両が製造されました。3000・3050系とは機器の違いにより連結できない仕様になっています。更新当初は5000系を名乗っていましたが、1979年に現5000系が登場したため3070系に改称されました。
主に日光線・鬼怒川線・宇都宮線で使用され、晩年には上り方先頭車に霜取り用のパンタグラフと空転防止のための砂撒き装置が取り付けられました。
1996年4月27日に宇都宮線でのさよなら運転を最後に営業運転を終了しました。
製造初年 1974年(更新)
定員(名) Tc.Mc=140、他=150
自重(t) 5100=37、5200=27、5300=36、5400=28、5500=37、5600=28
最大寸法(mm) 長:18000 巾:2850 高:4200
台車 M台車:TRS-28Mなど T台車:TR-11など
主電動機 DK-91B(97kW)
主制御装置 電動カム軸制御器
ブレーキ装置 自動空気ブレーキ
←浅草・池袋・柏
●3174F・3175F・3176F
Mc
3150
T
3250
M
3350
Tc
3450
R P R M・P
●3171F・3172F
Mc
3150
T
3250
M
3350
Tc
3450
R P R M・P
●3173F
Mc
3150
T
3250
M
3350
Tc
3450
R P R M・P
Mc
3550
Tc
3650
R M・P
編成 組成 備考
3171F 3171+3271+3371+3471  
3172F 3172+3272+3372+3472  
3173F 3173+3273+3373+3473  
3174F 3174+3274+3374+3474  
3175F 3175+3275+3375+3475  
3176F 3176+3276+3376+3476  
編成 組成 備考
3571F 3571+3671  
3572F 3572+3672  
3573F 3573+3673  
3574F 3574+3674  
3575F 3575+3675  


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