1000形は1987年から1993年にかけて196両が製造されました。ステンレス車体、VVVFインバーターを小田急で初めて採用した車両です。ブレーキは回生制動併用電磁直通空気制動を採用しているため他形式との併結が可能となっています。一部編成は千代田線への乗り入れに対応しています。
1991年から1992年に製造された1551F～1556F・1751F～1756Fはワイドドア車となっています。当初は幅2m扉でしたが、1998年に東急車輛にて1.6mに縮小されています。また1551F～1556Fは2004年に4両から6両への組み換えが行われ、1651・1552・1654・1555が中間車化されました。
4000形の登場で6両・4両の地下鉄対応編成は非常時を除き地上専用車となっています。
2014年度からリニューアル工事が行われ、フルSiC-VVVFインバータへの交換や車内LEDの設置などが行われています。2016年度にはリニューアルと共に中間運転台を撤去し10両固定化した編成も登場します。
5000形の登場で2020年度から廃車が始まりました。